Archive for category サーバー
curlftpfs のオートマウント その2
Posted by 岩本@サーバー事業部 in サーバー on 2010年4月2日
こんにちは、新年度も始まり皆様いかがお過ごしでしょうか?岩本@サーバー事業部です。
昨日のエイプリルフールネタは思いのほか社内でも評判が悪く、
そのうえ、同業のさくらインターネットにすっかり力負けしてしまいました。社員一同、来年は、頑張ります!!
さて、先日の[curlftpfs]のオートマウントの方法では、psコマンドでFTPのパスワードが
丸見えになってしまうので、その対策です。
ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、FTPで自動ログインをする手順と同じで、
curlftpfsを実行するユーザーのユーザディレクトリ以下に[.netrc]ファイルを作成し以下のように記載します。
machine ftp.host.com
login myuser
password mypass
これで、コマンドで見ても、FTPパスワードは見えません。
ちなみに[.netrc]ファイルのパーミッションを事前に600等に変更しておかないと、怒られますので注意しましょう。
[Error – .netrc file not correct mode. Remove password or correct mode.]
また、[/etc/auto.misc]へはこの様に書きます。
temp -fstype=curl,allow_other :ftp://192.168.100.10/test
FTPサーバー以下のディレクトリを指定することで、そのFTPのディレクトリをカレントとしてマウントできました。
curlftpfs のオートマウント
Posted by 岩本@サーバー事業部 in サーバー on 2010年3月30日
もう3月も終わりですが、寒い日が続きますね。昨日は江坂に雪がふってました。岩本@サーバー事業部です。
いつも仮想化ネタ(そんなに書いてもいないですが)FTPをファイルシステムとしてマウントする方法のご紹介
FUSEはユーザースペースでファイルシステムを作れるようにするもで、有名所ではGmilFSやsshfsがあります。
curlftpfsを使えば、別途FTP接続をしなくても、FTPがディレクトリとしてマウントできてしまいます。
CentOS:インストール
# yum install curlftpfs でOK(rpmfogegが要るかも)
○マウント方法
# curlftpfs -o user=ユーザ名:パスワード ftp://アドレス/ マウントポイント
○アンマウント方法
# fusermount -u マウントポイント
# umount マウントポイント
※ 使ってる時にうまくアンマウントできない時がありました。そんな時は
# fusermount -uz マウントポイント
わざわざFTPコマンド打たなくても、FTPがディレクトリとして扱えるので大変便利
autofsと組み合わせてみる
sshfsの設定を参考に/etc/auto.misc に書いてみる
# sshfs
test1 -fstype=fuse,rw :sshfs#username@host:
#curlftpfs
test2 -fstype=fuse,rw :curlftpfs#host:
しかし、sshはマウントできたけど、ftpはマウントできない。
Ubuntuのフォーラムにも同じような内容がありました。
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=830419
autofsにてcurlftpfsを使うには、別途マウント/アンマウント用のスクリプトが必要なようです。
http://lukaszproszek.blogspot.com/2008/05/automounting-ftpfs-using-curlftpfs-and.html
上記を参考に、自動マウント完了です。
サーバーの仮想化 その1
Posted by 岩本@サーバー事業部 in サーバー, 仮想化 on 2009年12月28日
企業ではサーバーの仮想化は標準のになりつつある昨今ですが 、
サーバーの仮想化を行うためには、ホストとゲストOSの間に仮想化レイヤと呼ばれるソフトウェアが必要となります。
現在、仮想化レイヤには大きく分けけてホスト形とベアメタル形の2種類があります。
ホスト形の製品はホストOSを導入し、そのOS上に仮想化レイヤを構築する形式になります。
ベアメタル形は、ハードウェア上で仮想化レイヤが直接動作し、それ自体が1つのアプライアンスとして動作して、
他にソフトウェアの追加等が必要ない形式になります。
ホスト型はベアメタル形に比べ、ホストOSをかえす為、オーバーヘッドが多く発生し
現状、サーバーの仮想化はベアメタル型に移行しつつあります。
それ以外に、ハードウェアではなく、OSのインスタンスを仮想的に動作させる「OSの仮想化」と呼ばれる仮想化方式もあります。
こちらの方式では、ハードウェアの仮想化と比較して、より少ないオーバーヘッドで、複数のOSを機動できます。
しかし、複数のOSを同時起動できますが、WindowsとLinuxのように別のOSが混在できません。
※ここからは個人的な感想です。
実際にOSの仮想化を試してみると、確かにオーバーヘッドは少ないようですが、
どうも動作に不安定さが感じられます。
特にメモリ関係に弱いようで、Linuxで稼働中のサービスが突如落ちるといった現象や
ネットワークが不安定になるといった現象が多々みうけられました。
それでは、皆様、良いお年を。
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