Archive for category 仮想化
XenServerにてゲストが利用してるLVの確認方法
Posted by 岩本@サーバー事業部 in サーバー, 仮想化 on 2010年8月5日
貯めたネタがあるので、今日は連投します。(風邪薬のせいで若干ハイテンション気味です)
こんにちは、岩本@サーバー事業部です。
XenServerのストレージにローカルストレージ/iSCSIを使用している場合、ゲスト毎にストレージ上にLVが作成されます。
# lvscan
inactive ‘/dev/VG_XenStorage-1900116f-b4b4-fdea-e83b-08b642faab9f/MGT’ [4.00 MB] inherit
ACTIVE ‘/dev/VG_XenStorage-1900116f-b4b4-fdea-e83b-08b642faab9f/VHD-8aeae1da-f7f6-477a-884c-06abeacddc48’ [20.05 GB] inherit
ACTIVE ‘/dev/VG_XenStorage-1900116f-b4b4-fdea-e83b-08b642faab9f/VHD-981729b9-14ce-405c-a743-94dcb77bf93b’ [30.07 GB] inherit
ACTIVE ‘/dev/VG_XenStorage-1900116f-b4b4-fdea-e83b-08b642faab9f/VHD-855febe4-f8b1-4de9-90fa-50391a26583b’ [20.05 GB] inherit
各LVがどのゲストになるかの確認方法です。
XenServerのコンソールより
# xe vbd-list
uuid ( RO) : 328c4578-0a4b-93d8-325b-e9e3f967edac
vm-uuid ( RO): b4685f2a-9ebf-de2e-34b1-76e2c8103638
vm-name-label ( RO): Sanma
vdi-uuid ( RO): 855febe4-f8b1-4de9-90fa-50391a26583b
empty ( RO): false
device ( RO): xvda
uuid ( RO) : 8c9d52ba-1886-2be1-f076-f7562866beb8
vm-uuid ( RO): 0439c4c8-291e-6f81-c33b-8f0cd187ec88
vm-name-label ( RO): CentOS 5.3 (2)
vdi-uuid ( RO): <not in database>
empty ( RO): true
device ( RO): xvdd
uuid ( RO) : ee5bce08-2b16-74fb-9886-247a132755e9
vm-uuid ( RO): c36e9b1f-168d-fca0-5c41-7b43cd15baca
vm-name-label ( RO): work-station
vdi-uuid ( RO): 8aeae1da-f7f6-477a-884c-06abeacddc48
empty ( RO): false
device ( RO): xvda
uuid ( RO) : e65d09c7-ac24-f33d-1467-11367bc1d78d
vm-uuid ( RO): c36e9b1f-168d-fca0-5c41-7b43cd15baca
vm-name-label ( RO): work-station
vdi-uuid ( RO): <not in database>
empty ( RO): true
device ( RO): xvdd
uuid ( RO) : 67eb6f35-1316-6fad-d80b-a60ddf860195
vm-uuid ( RO): b4685f2a-9ebf-de2e-34b1-76e2c8103638
vm-name-label ( RO): Sanma
vdi-uuid ( RO): <not in database>
empty ( RO): true
device ( RO): xvdd
uuid ( RO) : 3ebe3b3e-9778-d153-2c23-20d7f5c15377
vm-uuid ( RO): 0439c4c8-291e-6f81-c33b-8f0cd187ec88
vm-name-label ( RO): CentOS 5.3 (2)
vdi-uuid ( RO): 981729b9-14ce-405c-a743-94dcb77bf93b
empty ( RO): false
device ( RO): xvda
[vdi-uuid]のUUIDがコマンド[LVSCAN] での一覧[‘/dev/VG_XenStorage-xxxxxxxx/VHD-]以下の値となります。
XenServer5.6でのLVMの結合
Posted by 岩本@サーバー事業部 in サーバー, 仮想化 on 2010年8月5日
前回の記事よりすっかりご無沙汰となってしまい、もうすぐ夏休みですね。
こんにちは、岩本@サーバー事業部です。
XenSever5.6になり、LVMの結合のコマンドも若干の変更があったので、その覚書です。
# xe host-call-plugin host-uuid=<host-UUID> plugin=coalesce-leaf fn=leaf-coalesce args:vm_uuid=<VM-UUID>
基本的な機能は同じですが、コマンドが長くなってるのと、ホストのUUIDを指定するようになっています。
XenSeverでは、スナップショットの作成は数秒ででき(ゲスト容量による)、スナップショットを外部に書き出すことで
なんちゃって無停止バックアップ+VMベースのバックアップを実装できそうでしたが
LVMの増加とLVMの結合時間をかんがえると、弊社での利用は難しいかなといった感じです。残念。
XenServer5.5でのLVMの統合
Posted by 岩本@サーバー事業部 in サーバー, 仮想化 on 2010年4月16日
気がつけば、もうすぐゴールデンウィークですね。どこかに出かけられるご予定はありますか?
こんにちは、岩本@サーバー事業部です。
今日は、XenServer5.5のコマンドの覚書
XenServer5.5でゲストのスナップショットをとると、スナップショット毎にLVMが作成され、ストレージが圧迫されていきます。
XenServer5.5 Update1では、スナップショット毎にできたLVMの結合ができるようになりました。
http://support.citrix.com/article/CTX123400
XenServerホストより
# coalesce-leaf –u <uuid of VM>
ただし、スナップショットが残ったままだと、LVMの結合ができません。
また、コマンドを実行すると、ゲストはコマンドが完了するまで一時停止状態となります。
40GBのゲストで、LVMの結合には約1分強程かかりました。(環境により変わります、参考までに)
サーバーの仮想化 その1
Posted by 岩本@サーバー事業部 in サーバー, 仮想化 on 2009年12月28日
企業ではサーバーの仮想化は標準のになりつつある昨今ですが 、
サーバーの仮想化を行うためには、ホストとゲストOSの間に仮想化レイヤと呼ばれるソフトウェアが必要となります。
現在、仮想化レイヤには大きく分けけてホスト形とベアメタル形の2種類があります。
ホスト形の製品はホストOSを導入し、そのOS上に仮想化レイヤを構築する形式になります。
ベアメタル形は、ハードウェア上で仮想化レイヤが直接動作し、それ自体が1つのアプライアンスとして動作して、
他にソフトウェアの追加等が必要ない形式になります。
ホスト型はベアメタル形に比べ、ホストOSをかえす為、オーバーヘッドが多く発生し
現状、サーバーの仮想化はベアメタル型に移行しつつあります。
それ以外に、ハードウェアではなく、OSのインスタンスを仮想的に動作させる「OSの仮想化」と呼ばれる仮想化方式もあります。
こちらの方式では、ハードウェアの仮想化と比較して、より少ないオーバーヘッドで、複数のOSを機動できます。
しかし、複数のOSを同時起動できますが、WindowsとLinuxのように別のOSが混在できません。
※ここからは個人的な感想です。
実際にOSの仮想化を試してみると、確かにオーバーヘッドは少ないようですが、
どうも動作に不安定さが感じられます。
特にメモリ関係に弱いようで、Linuxで稼働中のサービスが突如落ちるといった現象や
ネットワークが不安定になるといった現象が多々みうけられました。
それでは、皆様、良いお年を。
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